慰謝料【離婚用語集】
慰謝料についての用語解説ページです。
慰謝料
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慰謝料
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相手方の不法行為が原因で受けた精神的損害を、金銭で賠償するものをいいます。離婚の際に慰謝料の問題が生じるケースとしては、不貞行為、暴力、性交不能や性交渉拒否が原因で離婚に至るものなどがあります。
過去の裁判で、慰謝料請求は不法行為を受けたときに限らないとするものがあり、いわゆる離婚慰謝料も認められる余地があります。ただ通常ほとんどの方は、相手方に殊更非が認められなければ請求をせず、財産分与や養育費を中心に合意をして離婚しています。
配偶者の不貞行為の場合は、不貞行為の相手方ともどもに共同不法行為が成立し、慰謝料支払いの連帯債務者になります。但し、婚姻関係が破綻してしまった後での不貞行為については、不法行為責任が生じませんので、慰謝料請求は認められません。(相手が支払いを認めて、任意に支払うことを妨げるものではありません)
▼ 慰謝料の決め方 ▼ 協議内容は公正証書に